前回「POP」や「ホームページ」でこの商品は「どこがよくて、これを使うとどのような感動を体験できるか」を伝えていくのが大事だという事を書きました。
今回は「POP」について少し書いていきたいと思います。
「POP」についてですが、商品の紹介をただ書いているだけではあまり効果がありません。
「POP」というのは「ただつければいい」というモノではなく、お客様に「おっ」と思わせ足を止めるチカラ・見た瞬間に欲しくなる(ワクワクする)ようなメッセージが込められてないといけません。
そこで必要になってくるのが「売り手視点の主張」ではなく「買い手視点での利点」の理解です。
お客様がこの商品を買って何がおきるのか、それを分かりやすくまとめたモノがよく耳にする「キャッチコピー」になります。
食品のコーナーなどで「低カロリー」と書いてあるケースをよく見かけます。一見意味がありそうですが、他にも「低カロリー」な食品もある。これは単なるカテゴリーであり特徴なだけです。
ここでまたお客様の迷いが始まります。
そうではなく、「買い手視点での利点」で、お客様に「この商品を選ぶ理由はこれなんだんよ!」といった理由を教えてあげる事が必要です。
例えば「メタボに悩むお父さんがいる家庭の方!」といった風な一言を付け加える事で、「低カロリー」で「ピン!」とこなかった人も「あ、ウチの事だ。これでお父さんも少しはマシになるかなー」と「お父さんが痩せて喜んでいる姿を想像したりといったワクワク体験」が生まれます。
「POP」で重要な事は、「選ぶための理由・ワクワクできる体験」を教えてあげる事。
「POP」を作ろうと思った方は、まずは商品に対して「売り手視点の主張」ではなく「買い手視点での利点」で考えてみてくださいね。